2014年03月09日
FSBE2
Full Spectrum Battle Equipment Ⅱ (FSBE2)
Force Reconnaissance(通称: Force Recon フォース・リーコン)、
Fleet Anti-Terrorism Security Teams (通称:FAST ファスト)、
そして一部のMEU(Marine Expeditionary Unit 海兵隊遠征隊) (SOC)などの海兵隊員たちに支給された装備キットで、
アーマーなどの防弾ベスト類、そして、MOLLEシステムにより、アーマーに取り付け可能な各ポーチ類や、
その他多数の装備品を、まとめてキットとして支給されていてる。
キットに含まれる装備品は、一般的な海兵隊員の装備品とは違い、特殊な作戦に従事する隊員のために選ばれた装備品であり、
例えば、Visit Board Search Seizure(通称:VBSS 不審な船舶への捜査）などの作戦では、
水中からの脱出の可能性もあるため、それらに必要な装備品から、
Close Quarters Battle(通称:CQB クロース・クォーター・バトル 近接戦闘）などにも対応できる装備品なども含まれ、
装備品の組み換えにより、多数の特殊作戦に対応できるキットである。
正式にはFSBEⅡとは言わず、FSBEだけで名前を表現されている。当然2番目という意味で2と表現されているが、
それは元々あったFSBEがモデルチェンジをして、キットの内容が一新されたので、区別をつけるために言われている俗称である。
そして、2ではないFSBE（FSBE1）というキットもあり、FSBEも同様に特殊作戦に従事するために揃えられたキットではあるが、
アーマーやポーチなどのナイロン類の柄がウッドランドで、中東方面での戦闘には不向きであり、
2になって、コヨーテブラウンを基本に、改めて揃えられている。
FSBE2の支給の始まりは、2004年ごろで、キット内に含まれる装備品は、年が経つにつれて、追加されたものもある模様。
また、ナイロン製品は、ロットの違いにより、生地の色や形なども多少変わってきている。
キットは、初期の段階では、4種類あると言われていて、以下の用途で支給されていると言われている。
・INDIVIDUAL CONFIGURATION “A”(主にフォースリーコン用)
・INDIVIDUAL CONFIGURATION “B”(FAST用)
・INDIVIDUAL CONFIGURATION “C”(MEU用)
・INDIVIDUAL CONFIGURATION “D”(EOD用) (Explosive Ordnance Disposal 爆弾 処理班)
キットの内容は、時代とともに追加・変更されている物もあるので、完全に把握はできていないが、
放出品で、最高に揃っていると思われるキットを写真に収めたので、
これを元に説明していきます。（写真のキットには、一部、追加キットも含まれています。）
↑こちらのFSBE2は、ライフルマン・ベーシック・キットとも言われ、この名前がどのような用途で使われているかは不明だが、
名前の通り、ライフルマンと言うポジションに最適なキットということは予想できます。
一部の追加キットを除いては、キット単位で放出されたこともあり、生地などの色も揃っており、タグなどを見ても、
すべてが2004年当時の物で、ここまで揃っているものは非常に珍しいものである。
2004年以降、長きにわたって支給されているFSBE2ですが、マーソックに関しては支給されているのかはハッキリしていません。
フォースリーコンなどの海兵隊直属の部隊とは違い、United States Special Operations COMmand(通称:USSOCOM）傘下の部隊なので、
装備品の支給に関しても、海兵隊からの支給品だけではなく、USSOCOMの予算から支給される部隊だからです。
しかし、海兵隊公式の写真でも、マーソックと紹介されている隊員の装備でも、FSBE2と思われる装備品は確認でき、
海兵隊から選抜された隊員が多く在籍する部隊でもあるので、そのあたりを踏まえて考えると、
おそらく使用されているのは間違いではないのではないでしょうか？
キットに含まれる主な装備品。
アーマー・プレートキャリア・ベスト関係
Eagle Industries Combat Integrated Releasable Armor System (C.I.R.A.S.)
FSBEⅡといえば、Landのサイラスが有名ですね。
CIRASは、Land（ランド）とMaritime（マリタイム）の２種類あるのですが、
FSBE2に入ってるのは、Landです。
Allied Industries Plate Carrier L/XL
MLCSのMBSSと同型で、ミリフォトなどではおなじみのプレートキャリアです。こちらは大きいサイズです。
マニアの間では、Maritime Ballistic Survival Systemの頭文字でMBSSとも言われてるようです。
Allied Industries Plate Carrier S/M
上のプレートキャリアのS/Mサイズです。
Eagle Industries Rhodesian Recon Vest
本体裏側の大型ポケットに、防弾プレートを装備可能で、背面はたすき掛けのシンプルなのが特徴。
上のプレートキャリア（L/XL又はS/M）の背面を接続することもできる。
P.A.C.A. Body Armor
ソフトアーマーキャリアで、上のプレートキャリアやローデシアンベストと重ね着をして、
プレートキャリアなどのハードプレートの防弾範囲のカバーできない部分を補うためのアーマー。
海兵隊では横腹のゴムが３本のものがよく使われている。
Fighting Load Carrier
一般的な海兵隊員に支給されるものとは、形が違いますが、用途的には変わらない物です。
画像準備中
以下、説明準備中・・・
戻る
Force Reconnaissance(通称: Force Recon フォース・リーコン)、
Fleet Anti-Terrorism Security Teams (通称:FAST ファスト)、
そして一部のMEU(Marine Expeditionary Unit 海兵隊遠征隊) (SOC)などの海兵隊員たちに支給された装備キットで、
アーマーなどの防弾ベスト類、そして、MOLLEシステムにより、アーマーに取り付け可能な各ポーチ類や、
その他多数の装備品を、まとめてキットとして支給されていてる。
キットに含まれる装備品は、一般的な海兵隊員の装備品とは違い、特殊な作戦に従事する隊員のために選ばれた装備品であり、
例えば、Visit Board Search Seizure(通称:VBSS 不審な船舶への捜査）などの作戦では、
水中からの脱出の可能性もあるため、それらに必要な装備品から、
Close Quarters Battle(通称:CQB クロース・クォーター・バトル 近接戦闘）などにも対応できる装備品なども含まれ、
装備品の組み換えにより、多数の特殊作戦に対応できるキットである。
正式にはFSBEⅡとは言わず、FSBEだけで名前を表現されている。当然2番目という意味で2と表現されているが、
それは元々あったFSBEがモデルチェンジをして、キットの内容が一新されたので、区別をつけるために言われている俗称である。
そして、2ではないFSBE（FSBE1）というキットもあり、FSBEも同様に特殊作戦に従事するために揃えられたキットではあるが、
アーマーやポーチなどのナイロン類の柄がウッドランドで、中東方面での戦闘には不向きであり、
2になって、コヨーテブラウンを基本に、改めて揃えられている。
FSBE2の支給の始まりは、2004年ごろで、キット内に含まれる装備品は、年が経つにつれて、追加されたものもある模様。
また、ナイロン製品は、ロットの違いにより、生地の色や形なども多少変わってきている。
キットは、初期の段階では、4種類あると言われていて、以下の用途で支給されていると言われている。
・INDIVIDUAL CONFIGURATION “A”(主にフォースリーコン用)
・INDIVIDUAL CONFIGURATION “B”(FAST用)
・INDIVIDUAL CONFIGURATION “C”(MEU用)
・INDIVIDUAL CONFIGURATION “D”(EOD用) (Explosive Ordnance Disposal 爆弾 処理班)
キットの内容は、時代とともに追加・変更されている物もあるので、完全に把握はできていないが、
放出品で、最高に揃っていると思われるキットを写真に収めたので、
これを元に説明していきます。（写真のキットには、一部、追加キットも含まれています。）
↑こちらのFSBE2は、ライフルマン・ベーシック・キットとも言われ、この名前がどのような用途で使われているかは不明だが、
名前の通り、ライフルマンと言うポジションに最適なキットということは予想できます。
一部の追加キットを除いては、キット単位で放出されたこともあり、生地などの色も揃っており、タグなどを見ても、
すべてが2004年当時の物で、ここまで揃っているものは非常に珍しいものである。
2004年以降、長きにわたって支給されているFSBE2ですが、マーソックに関しては支給されているのかはハッキリしていません。
フォースリーコンなどの海兵隊直属の部隊とは違い、United States Special Operations COMmand(通称:USSOCOM）傘下の部隊なので、
装備品の支給に関しても、海兵隊からの支給品だけではなく、USSOCOMの予算から支給される部隊だからです。
しかし、海兵隊公式の写真でも、マーソックと紹介されている隊員の装備でも、FSBE2と思われる装備品は確認でき、
海兵隊から選抜された隊員が多く在籍する部隊でもあるので、そのあたりを踏まえて考えると、
おそらく使用されているのは間違いではないのではないでしょうか？
キットに含まれる主な装備品。
アーマー・プレートキャリア・ベスト関係
Eagle Industries Combat Integrated Releasable Armor System (C.I.R.A.S.)
FSBEⅡといえば、Landのサイラスが有名ですね。
CIRASは、Land（ランド）とMaritime（マリタイム）の２種類あるのですが、
FSBE2に入ってるのは、Landです。
Allied Industries Plate Carrier L/XL
MLCSのMBSSと同型で、ミリフォトなどではおなじみのプレートキャリアです。こちらは大きいサイズです。
マニアの間では、Maritime Ballistic Survival Systemの頭文字でMBSSとも言われてるようです。
Allied Industries Plate Carrier S/M
上のプレートキャリアのS/Mサイズです。
Eagle Industries Rhodesian Recon Vest
本体裏側の大型ポケットに、防弾プレートを装備可能で、背面はたすき掛けのシンプルなのが特徴。
上のプレートキャリア（L/XL又はS/M）の背面を接続することもできる。
P.A.C.A. Body Armor
ソフトアーマーキャリアで、上のプレートキャリアやローデシアンベストと重ね着をして、
プレートキャリアなどのハードプレートの防弾範囲のカバーできない部分を補うためのアーマー。
海兵隊では横腹のゴムが３本のものがよく使われている。
Fighting Load Carrier
一般的な海兵隊員に支給されるものとは、形が違いますが、用途的には変わらない物です。
画像準備中
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Posted by taro at 19:26